「社長は忙しい」は本当か【相続・事業承継マスターの心得】
近頃、法人保険獲得のためにとても大切な「社長脳」に関する情報共有が増えています。
ですので、このブログでも、社長脳というものを少しでも理解していただけるような情報を提供していきますので、楽しみにしていてください。
さて、世間相場では社長は忙しい事になっています。
あなたもそう思っていませんか?
でも、本当にそうでしょうか?
答えはNOです。
特別な時期、例えば
☑決算に向けて最終の数字を税理士と打ち合わせする
☑業界独自の季節性繁忙期
☑昇給、ボーナスの査定時期
☑新規事業の立ち上げ、企画決定時期
これらの時期は確かに時間がなく多忙でしょう。
しかしそんな時ばかりではありません。
通常は結構息抜きをしていらっしゃるものです
ゴルフや趣味。
接待と言う名の仲間との楽しい食事…。
業界仲間との短期の旅行などです。
ただ、そんな時でも、そんな時だからこそ、会いたくない人には会いません。
会って自分に有意義であると思えない人には会いません。
その言い訳が「忙しい」なのです。
逆に
☑自分の気になることを解決してくれそうな人
☑単純に好きな人
☑会って元気やパワーをもらえる人
こんな人には
忙しい時期でも時間を割いてくれます
こんな経験がありました。
「急に悪いけど明日の晩、食事に付き合って欲しい」
お付き合いのある社長から、こんな連絡を受けました。
私「えっ、突然どうしたんですか?」
社長「やっぱりダメか?」と寂しそうな声。
私「何とかしましょう!その代わり場所は銀座でいいですか?」
社長「もちろん構わない」
と言う事でお会いしました。
よっぽど神妙な話かな、と思っていましたが、会って見るととりわけ明確な話はないのです。
私はいつもの様に、いろいろ学んで来たことの一部で面白い話をしていました。
社長にはいくつか質問を自分の意見を話しました。
私「ところで社長、今日は何かありましたか?」
社長「実は従業員の昇給会議で役員会を昨日午後からやってるんだ」
私「そうでしたか、それでは無事に終わったんですね」
社長「いや、終わってない。今日は午前中で中断し明日には終わらせたいんだ」
私「そんな大変な時に僕と飲んでて良いんですか?」
社長「だからあなたに会いたかったんだ」
私「僕は労務コンサルタントではないですよ、保険屋ですよ」
社長「それは分かってる、でも君と会うと何かヒントがもらえる
何より明るい気分になれるんだよ」
私「ほんとそうですか?嬉しいですが、今日は社長の奢りですよ」
社長「そう言う事を平気で言える明るさがいいんだよ。それに、さっきいろいろ聞いた中でいいヒントももらった。ウチの役員達は常識的過ぎて斬新性がないんだ。それに比べると君の考えは飛んでると言うか、やっぱり一匹狼の新鮮さが凄いと思う」
私「それは僕が一般常識に欠けているって事ですかね~」
こんなやり取りがあって、その後はまさに繁忙期のさなかにあるこの社長と二次会に突入しました。
また、少し本題とはそれますが、つい先日の晩の出来事です。
ロータリーの仲間で名前を言えば皆んなが知っている有名な会社の女性社長との銀座で打合せをしました。
終了後、軽く食事をする事になりましたので彼女が行ったことのないと思われる有名な銀座の名所にお連れする事にしました。
彼女の会社は銀座が本社ですので銀座は庭みたいなもんです。当然ハイソサエティですので高級な店は殆ど知ってます。
チョット悪戯心で「〇〇さん銀座で多分行った事のない場所にお連れします」と言って歩き出しました。「えっ!そこ何処かしら?」と言いながら僕に後に付いてきました。
打合せは銀座4丁目の喫茶でしたので「そっちだと帝国ホテル?私メンバーだし・・そのお店近いの?」なんて言って歩いて行きました。
有楽町のガード下を左に曲がり「ここです!」と言って路上のテーブル席に腰を下ろしました。
「本当?わあ〜初めて!」眼を輝かせてその開放感に浸っていた様です。
結果もう一軒ハシゴして帰りました。
飲んでばかりだと言わないでくださいね。